全6回にわたる気づきの話も、これがいよいよ最後です。 これまで、アンテナを立て、空(くう)を知り、直感(気づき)を磨き、浄化してきました。あなたはもう、十分な「智慧(ちえ)」を持っています。
しかし、最後に一つだけ。これらの知恵を使いこなし、本当に「真実を成す」ために、絶対に忘れてはいけない「思考の軸」についてお話しします。
「考える」をやめないこと
「考えるな、感じろ」という言葉がありますが、それは思考停止していいという意味ではありません。
私が思う「考えるをやめない」とは、常に悩み続けろということではなく、節目節目で「色々な視点で見れているか?」を確認しろということです。 「間違っていないか?」「合っているか?」という正誤のチェックではありません。「それが自分にとって最良か?」という問いです。
損得でもなく、何物にも囚われず、フラットに見れている場所にいるか。それを自分自身に問いただすのです。 最後の最後、決断を下すその瞬間にこそ、「無(む)」で自分を振り返る思考が必要です。「冷静」と言うと冷たく突き放すように感じるかもしれませんが、そうではありません。私情や恐怖を排した「無(透明)」な状態で、自分を見つめるのです。
せっかくアンテナが反応しても、受け取るあなた自身が歪んでいては、最良な道を選べません。だから、問いかけてください。
「今、私はフラットな目で見れているか?」 「変な偏りや、執着が入っていないか?」 「そして何より……『自分の犠牲』の上に成り立つ選択をしようとしていないか?」
この「振り返り」こそが、今まで磨いてきた「気づき」を最大限に活かすための最後のピースになります。
啓示は「あなた」のために降りている
ここで、スピリチュアルな視点での「真実」をお伝えします。
あなたのアンテナに届くメッセージや、背中を押してくれるご先祖様、見えない存在たち。彼らは、一体「誰」のためにメッセージを送っていると思いますか?
世のため人のため?いいえ、違います。彼らは、誰よりも「あなた」の幸せを一番に考えているのです。 「あなたに幸せになってほしい」 「あなたに笑っていてほしい」
そう願っているからこそ、あなたが本来の想いとは逆の道を選びそうになった時、その「気づき」を降ろして引き止めようとするのです。 それなのに、あなたが「誰かのために」といって自分を犠牲にし、苦しい道を選んだとしたら……。それは、彼らの想いを無下にするのと変わりません。
自分を幸せにできない人間に、他人は救えない
「でも、人のために尽くすのは素晴らしいことでは?」 そう思うかもしれません。確かに素晴らしいことです。
しかし、これだけは覚えておいてください。 「自身を幸せにできない人が、他人を本当に幸せにできるのか?」 「『人のために』を理由にして、自身を正当化していないか?」
自分のコップが空っぽで乾いているのに、誰かのコップに水を注ぐことはできません。無理に注ごうとすれば、それは「自己犠牲」という名の押し付けになり、やがて「やってあげたのに」という執着や恨みに変わります。
本当は「違う」とわかっているのに、それを理由にして自身の欲を叶えようとしているのではないか? あなたのその親切は、本当に相手のためになっているのか?単なる自己満足や、依存を生んでいないか? そこまで含めて考えるのが、大人の責任です。
迷ったら「自分」を優先しろ
だから、私(癸水)個人としての、最終判断のルールは決まっています。 「迷ったら、自分を優先させる」
これはワガママではありません。自分の思い通りに事を進めろなんて言っていません。自分の人生にとっての最良の判断は、自分自身が幸せであるかです。究極の選択に至ったときに、それが自分の納得のいく結果であるかではなく、判断であるかです。
人を助けるのは、自分にその**「余裕」**がある時だけでいい。自分が満たされ、幸せで、余裕があるからこそ、溢れ出た分で周りを助けることができる。それが、健全で持続可能な「調和」です。
もちろん、誰かのためにやらなければいけない時もあるでしょう。その選択をせざるを得ない時もあると思います。それはあなたが最終的に下した判断です。そこに反論はありません。 しかし、今話したことは決して忘れないでください。あなたが人の幸せを願うように、また他の人もあなたの幸せを願っているのです。
最後に:「真実」はあなたが作る
世界は透明です。だからこそ、あなたがまず自分自身を幸せにし、その「幸せな自分」というフィルターを通して世界を見てください。そうすれば、あなたの周りには自然と、優しくて温かい「真実」が成されていきます。
- 気づきは、信じることで本質を得る。
- **空(くう)**は、視点で真実を見る目を変えられる。
- 浄化は、フラットに真実と向き合える。
- 自身の幸せは、人を救う余裕を与える。
- そして、あなたに気づきを与えるものは、あなたの幸せを願っている。
気づきを信じて。自分を愛して。そして、堂々と「あなた」を生きてください。 誰かがいないと生きていけないわけではない。誰かがいたほうが、より楽しいだけなんです。
生きているという事実だけで、あなたという人は人生を歩んでいます。それは、間違いなくあなただけのもので、あなたの意志で決められるんです。 迷っているだけで、間違っているわけではありません。それも見方一つで真実が変わります。だから、落ち込むことはないんです。あなたは一人で十分に歩けるんですから。
「生きてるだけで丸儲け」 この言葉は、あながち間違いではない。いや、真実そのものかもしれません。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。あなたの人生が、素晴らしい「真実」で満たされることを願っています。
調和より普遍を…『癸水』kisuiでした。


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