『蔵』:曼荼羅と神の系譜

空海が加えた外金剛部院のすべて⑤:西の守護「水天」

西南の「破壊と解体」を経て、いよいよ曼荼羅の下側、**「西方(完成・安定)」**のエリアへ入ります。西方は、太陽が沈む安らぎの方位であり、修行の結果を得て、精神が波立たない「水」のように安定するフェーズを司ります。【西方の守護と安定:水天の...
『蔵』:曼荼羅と神の系譜

空海が加えた外金剛部院のすべて④:南西の守護「羅刹天」

ここは、南で積んだ「業」を一度清算し、不要な執着を根こそぎ破壊して次の「西方(完成)」へ向かうための、非常に強力で激しいエネルギーが配置されている区画です。【西南角:涅哩帝王(羅刹天)のエリア】負のエネルギーを逆用し、迷いを打ち砕く「破壊と...
『蔵』:曼荼羅と神の系譜

空海が加えた外金剛部院のすべて③:南の守護「閻魔天」

南方は、立てた志を現実の世界で実践し、その「結果(業)」と向き合う場所です。【南方の守護と実践:増長天のエリア】自らを成長させ、邪悪なものを退けて進むための諸尊です。234 増長天(ヴィルーダカ):意味:四天王の一尊。南方の守護神。定義:「...
『蔵』:曼荼羅と神の系譜

空海が加えた外金剛部院のすべて②:南東方の守護「火天」

【東門から右側(南東寄り)へ進む諸尊】394 昴宿(クリッティカー):意味:二十八宿の一つ。火を司る。古いものを焼き、新しい形を「作る(作者天)」ための準備。395 畢宿(ローヒニー):意味:二十八宿の一つ。増益を司る。志したものが「育つ」...
『蔵』:曼荼羅と神の系譜

空海が加えた外金剛部院のすべて①:東の門「帝釈天」から

■ 胎蔵界曼荼羅の基本構造:内面と外面胎蔵界曼荼羅を読み解く際は、全体を**「内面」と「外面」**という、全く性質の異なる2つの領域として捉えるのが、最も理解しやすい方法です。内面(人そのもの): 曼荼羅の中心から広がる諸院。修行者の意識、...
『蔵』:曼荼羅と神の系譜

神の家系図|古事記に描かれる神話の流れ

「古事記に興味を持ち、神話とはどんな話なのか? とお思いかもしれません。正統派な神話の流れを知っているからこそ、紐解いた先に見えてくる『構造』と物語があります。宇宙誕生から天孫降臨まで、参拝前に知っておきたい主要な神々の家系図を、物語の流れ...